三方分山 〔さんぽうぶんざん〕 (1,422m)
三方分山より望む富士山
清らかな水を湛えた精進湖の上に悠々と浮かび上がる「子抱き富士」
まるで山を三等分するかのように、山頂から均等に三方向に向かって張り出している大きな尾根が、かつてあった3村(八坂、精進、古関)の境界線になっていたことから、この山名になったと言われています。
- 標高 / 1,422m
- 所要時間 / 約3時間30分
- 難易度 / 中級
コースガイド
林道入山口から少し登ると、精進湖・四尾連湖古道の看板があります。確認したら少し下り、沢を渡って登り返すと、町の天然記念物になっているミズナラの大木があります。さらに進んで三ツ沢峠へ。三ツ沢峠には赤松の大木と山の神の祠があります。
ここからは緩やかな傾斜道です。南に進むと、小一時間でトリノ山の稜線に出て、さらに30分で登頂です。山頂からは、精進湖の上に、富士山が大室山を抱きかかえているように見える「子抱き富士」が眺められます。
帰途は、トリノ山の稜線をヌケド峠まで進み、左の林道に入って新八坂峠へ向かうが、余裕があれば、そのまま進み釈迦ケ岳まで足を伸ばしてみましょう。富士山、八ヶ岳、甲府盆地の眺望が楽しめます。
登山口までのアクセス
JR身延線「下部温泉駅」からタクシー約40分
最寄りIC : 下部温泉早川IC・中富IC
infomation
所在地
山梨県南巨摩郡身延町
accessmap
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