産地ならではの桃狩りとひんやり足湯で、夏満喫のドライブ旅
中部横断自動車道が開通し、静岡方面からも、首都圏からも、格段にアクセスが良くなった身延町。週末のミニ旅にも最適です。
今回ご紹介するのは、南アルプス市の果樹農園で桃狩りをした後、下部温泉に移動してランチと足湯を楽しむという、気軽な日帰り旅行。ゆったりとした日程になっていてたっぷりおしゃべりもできちゃう、女子旅に最適なドライブプランです。
中部横断自動車道を快適ドライブ
SNSを見ていたら、そろそろ山梨で桃狩りが楽しめると情報が…。
早速親友を誘って、ドライブ旅に出かけることにしました。
新東名高速道路の新清水JCTから、中部横断自動車道に入り約1時間。南アルプス市は、桃だけでなく「さくらんぼ」や「すもも」の産地でもあり、春にはピンクや白の花々が咲くのだそう。その美しい景色は、「桃源郷」とも称されます。
南アルプスICの周辺には果樹畑が広がっていて、果樹園も直売所もたくさんある様子。周囲の景色を楽しみながら10分ほど車を走らせて、事前に調べておいた農園に到着しました。
南アルプス市の果樹園で桃狩りを楽しむ
猛暑日だというのに、桃の木が立ち並ぶ園内は木陰になっていて涼しく、ときおりさわやかな風も通り抜けます。周囲には甘い桃の香りが立ち込めていて、思わずうっとり。あっちにも、こっちにも、緑の葉の合間にかわいらしいピンクの大玉の桃が実っています。
『夢桃香』は、2022年から出荷が始まった山梨生まれの最新品種。まだまだ生産量も少ないそうです。そんな希少品種を思いっきり味わえるのも、産地ならではの醍醐味です。
もぎ取った桃は、さっと水で洗って、そのままガブリ!
歯ごたえはしっかりあるのに、あふれだす果汁。
そしてすごーく甘~い‼
これまでに食べたどんな桃より美味しくて、最高でした!
桃狩りの情報は、(一社)南アルプス市観光協会で確認できます。
https://minami-alpskankou.jp/<外部リンク>
下部温泉郷で身延ならではの味に舌鼓
もぎたての桃を堪能した後は、下部温泉郷へ。
南アルプスICから下部温泉早川ICまで中部横断自動車道を使い、約30分のドライブです。
下部温泉駅に車を停めて、駅前の丸一食堂で昼食をとることにしました。
創業70年近くになるという丸一食堂は、長年地元で愛され続けているお店。定食からお蕎麦まで、バラエティに富んだメニューが味わえます。お店の看板メニュー『ロースかつ定食』と、ご主人イチオシの『さくら丼』をチョイス。
山梨ブルーラインファームの三元豚を使っているというロースかつは、厚さ2センチ以上もあってボリュームたっぷり。脂身も塩レモンでさっぱりと頂けます。
一方の『さくら丼』は、ごま油とショウガ醤油で和えた馬刺しを、ホカホカの白飯に乗せた逸品。ゴマ油の香ばしい香りが食欲をそそります。希少部位の馬刺しは柔らかく、後を引くおいしさ。まさに山梨ならではの味わいです。
たくさん桃を食べてお腹いっぱいだったはずなのに、2人ともペロリ。
美味しいご飯を、ごちそうさまでした!
日帰り温泉で、心身ともにリフレッシュ
「せっかく下部に来たんだから、温泉にも入りたい!」ということで、食後は、すぐ近くにある「日帰り温泉 しもべの湯」へ車で移動。
しもべの湯は、49.4℃の「しもべ奥の湯」と、20.9℃の「雨河内温泉」という、泉質の異なる2種類の源泉を引き入れている日帰り温泉。大浴場や露天風呂、サウナ、水風呂に加え、休憩に使えるオープンスペースも完備されていて、湯治湯として名高い下部の名湯を、気軽に楽しめる施設です。
今回は、併設のレストラン&カフェでスイーツをゲットし、屋外のデッキスペースにある足湯でおしゃべりを楽しむことに。
足湯と言っても夏の間は冷泉になっているので、ひんやりしていて水浴びの気分。とっても気持ちがいいんです。足の芯からほぐされていくみたいな感じがして、癒されます。
それに、併設のレストラン&カフェには、タニタカフェとコラボしたヘルシーなメニューがいっぱい。私たちが選んだマンゴースムージーも、低カロリーなのに満足感たっぷりでした。
日帰り温泉 しもべの湯
山梨県南巨摩郡身延町上之平1917-3
0556-42-8228
https://shimobenoyu.com/<外部リンク>