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じもラブ Vol.03 本栖湖アクティビティーセンター 赤池優作さん

本栖湖畔にある民宿「浩庵」に生まれ、大自然を遊び場に育った赤池優作さん。千葉県で過ごした学生時代も、頻繁に帰省し、家業を手伝いつつウインドサーフィンやスノーボードを楽しんでいたという、筋金入りの本栖っ子です。
 本栖湖畔にある民宿「浩庵」に生まれ、大自然を遊び場に育った赤池優作さん。千葉県で過ごした学生時代も、頻繁に帰省し、家業を手伝いつつウインドサーフィンやスノーボードを楽しんでいたという、筋金入りの本栖っ子です。会社員を経て「浩庵」に戻り、現在は、本栖湖アクティビティーセンターを運営するかたわら、双子の弟陽介さんと共に地域振興にも尽力している優作さんに、身延愛ならぬ本栖愛を語っていただきました。

好きすぎて止まらない、本栖湖自慢!

赤池優作さん​ 大学卒業後、会社勤めをしていた僕が専業で家業を手伝うようになったのは、キャンプブームがきっかけです。それまでも、繁忙期や休日にはちょくちょく手伝ってはいたのですが、「お客さんが急激に増えたので、一緒にやってもらえないか」と、実家を継いでいた弟から声がかかりました。
最近は定着してきた感じがあって、キャンプはもちろん、アクティビティを楽しむ人も増えています。

 本栖湖にはたくさんの魅力があるのですが、僕が一番いいなと思っているのは、千円札の裏側に印刷されている日本人なら誰もが知っている風景なのに、ほとんど開発されてなくて、秘境のような雰囲気が感じられるというバランス感。東京からそんなに遠くないのに、良い意味で観光地化されてなくて、景色も水もとにかくきれいなんですよね。透明度の高さは富士五湖で1番ですが、本州の中でもこんなにきれいなところは他になくて、あるのは北海道くらい。こんな場所、どんなに探しても他にありませんよね。

 子どもの頃は、学校が遠くテレビの電波も来ていなかったので、「不便だなぁ」と感じていましたし、自然の中で遊ぶにしても、気軽に一緒に遊べる友達がいないから、「つまらないなぁ」とか「物足りないなぁ」なんて思っていました。でも、大人になってみると、その自然が良いんですよね、お金をほとんど使わず楽しめる遊びがいっぱいあって。僕は、たまたまここに生まれたわけですが、今となっては、本当に良い場所に生まれたなぁと思っています。

いろんなアクティビティができる、最高の遊び場

 「本栖ブルー」と言われる神秘的な色も、本栖湖の魅力です。キャンプ地としての人気が高いのですが、実は、いろんなアクティビティが楽しめる最高の遊び場でもあるんですよ。
 例えばウインドサーフィン。良い風が吹くことからメッカと称され、トッププロも練習に来ます。優雅に見えて実はストイックなスポーツで、ひたすら風に乗ってスピードを出すとか、難しいターンを決めるとか…。自分との闘いに、時間を忘れて夢中になってしまいます。
 SUPも楽しいですよ。サーフボードより一回り大きなボードに立ち乗りし、パドルを漕いで水上を進んでいくのですが、初心者でも簡単に乗れて爽快感も味わえます。一方で奥も深くて、練習すると、ボードの上で飛び跳ねたり、アクロバティックにぐるんぐるん回ったりと、いろんなことができるようになります。すごくおもしろいので、この魅力をもっとみんなに知ってもらえるよう、最近は会得した技を撮影してYouTubeに上げるなど、広報活動もしているんですよ。
赤池優作さん
 他にも、カヤックやカヌーで湖上をゆっくりとクルージングしながら美しい景色を眺めるのも楽しいし、スキューバダイビングやシュノーケリングで澄んだ水の中を探検するのもおもしろい。できることがたくさんあって、その時々で、いろんな遊びができるのがいいですよね。
 今、注目しているのは、ウイングフォイル。裏に飛行機のような羽がついているボードに乗り、上についている凧のようなものを持って水上を動き回るという新しい遊びです。難しいけれどおもしろいので、今後流行する予感がしています。

 こんな風に、自然と遊ぶ、自然に遊ばせてもらっている、といった遊びが安心して楽しめるのは、モーターボードが禁止されている本栖湖ならではの魅力。それに、水がきれいで臭いもないので、遊んだ後タオルで拭くだけでシャワーを浴びたみたいにすっきりするのも、すごくいいなと思っています。
赤池優作さん

急流だからこそおもしろい、富士川での川下り

 本栖湖には、アミューズメントパークのように行くだけで楽しませてもらえる施設はありませんが、遊び方を覚え、練習することで、楽しさがどんどん広がっていくというおもしろさがあります。一度行って終わりじゃなく、何度も通って、いろんなアクティビティを試したり、気に入った遊びを極めたりすると、すごく楽しんじゃないかな。
 それに、身延町には、本栖湖以外にもアクティビティが楽しめる場所があるんですよ。僕が好きなのは、富士川の急流をSUPで下る遊び。スリル感満載で、本栖湖でのSUPとはまた違った楽しさやおもしろさを味わえます。
 そんなわけで、週2日の休みではとても足りないほど遊べる身延は、僕にとって最高の場所。とにかく楽しいので、たくさんの方に、こんなすごい遊び場が身延町の本栖湖にあるんだということを知ってもらって、もっともっと遊びに来て欲しいですね。
赤池優作さん

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